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オオアカゲラ(大赤啄木鳥)
キツツキ目/キツツキ科
学名 Picoides leucotos () 英名 White-backed Woodpecker
「雄」 撮影/December,15,2008

◎生活型/留鳥。

◎分布/北海道〜奄美大島。

◎生息地/平地から山地の林。

◎見られる時期/一年中。 

◎大きさ/L 28cm。W 49cm。

◎飛び方/波状飛行。

・少ない留鳥として北海道から奄美大島までに分布。
・平地から山地の林などに生息し、枯れ木に巣穴を掘って営巣する。
・1羽かつがいで、主に広葉樹林内で生活し、開けた場所に出ることはあまりない。
・「ヒヨドリ」くらいの大きさのキツツキ。「アカゲラ」は少し小さく、腹の黒い縦斑はない。

・雌雄ほぼ同色。雄の頭頂は赤色で、雌は黒色。

・後頭からの上面は黒く、雨覆と風切に白斑がある。
・喉から顔、胸は白っぽく、腹は淡い紅色で黒い縦斑がある。嘴と足は黒色。
・幼鳥は雌雄を問わず頭頂が赤い。
「雌」 撮影/June,09,2022
・木の幹を回りながら主に昆虫類を採食し、秋から冬には木の実も食べる。

・「ケッ」と一声ずつ区切って鳴く。


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・鳥類解説/@用語 A図解

---日本鳥類目録/改訂第8版---
(日本鳥学会・2024年)

◎鳥綱 Aves

◎キツツキ目 Piciformes

◎キツツキ科 Picidae

◎アカゲラ属 Dendrocopos

◎オオアカゲラ
Dendrocopos leucotos
※判断自信度 ★★★★★
※メモ 北海道に「亜種エゾオオアカゲラ」、中部以北の本州に「亜種オオアカゲラ」、本州南部・四国・九州に「亜種ナミエオオアカゲラ」、奄美大島に「亜種オーストンオオアカゲラ」の4亜種が分布する。南のものほど色が濃くなると言う。


2014年12月---2012年発行の『日本鳥類目録/改訂第7版』による新しい分類体系を追加表記しました。
()学名「Picoides leucotos」→「Dendrocopos leucotos」。

「亜種オーストンオオアカゲラ」は、環境省レッドリスト(2020年版)/絶滅危惧U類(VU)

2022年6月--久しぶりの出会い、なんとか解る写真が撮れたので追加しました。

2025年6月---2024年『日本鳥類目録/改訂第8版』の発行に伴い分類体系表を手直し、更新。『日本鳥類リスト・690種/ 1 / 2 / 3 / 4 』を作成しました。
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