|
ヒシクイ(菱喰) |
カモ目/カモ科 |
学名 Anser fabalis 英名 Bean Goose |
|
◎生活型/局地的な冬鳥。
|
◎分布/-----
|
◎生息地/湖沼、池、湿地、水田など。
|
◎見られる時期/10〜3月。
|
◎大きさ/L 85cm。
W 160cm。
|
◎飛び方/直線飛行。
|
|
|
・冬鳥として渡来。東北地方北部以北では旅鳥。 |
・国の天然記念物。和名は「ヒシ」の実を食べることから。 |
・「亜種ヒシクイ」は、主に北海道東部に渡来し、そこから徐々に南下して宮城県や秋田県で越冬する。 |
・「亜種オオヒシクイ」は、新潟県など、日本海側の湖沼で越冬するものが多い。 |
|
 |
|
 |
・雌雄同色。頭部からの上面は暗褐色で淡色の羽縁がある。 |
・腹部と上尾筒、下尾筒は白色、尾は灰黒色で先は白い。 |
・嘴は黒く、先端近くが橙色。足は橙色。 |
|
|
 |
・広い水田や湖沼などで、落ち穂、水草やその根などを採食する。 |
・大きな声で「グワワ」「ガアア」と鳴く。 |
|
|
 |
---日本鳥類目録/改訂第8版---
(日本鳥学会・2024年)
|
◎鳥綱 Aves |
◎カモ目 Anseriformes
|
◎カモ科 Anatidae
|
◎マガン属 Anser
|
◎ヒシクイ Anser fabalis |
|
|
|
※判断自信度 |
★★★★★ |
※メモ |
日本には「亜種ヒシクイ」「亜種オオヒシクイ」「亜種ヒメヒシクイ」の3亜種の記録があり、「亜種オオヒシクイ」の渡来が一番多い。
写真は全部「亜種オオヒシクイ」です。「亜種ヒシクイ」の嘴は太くて短く、額と嘴に角度があり、「亜種オオヒシクイ」の嘴は「亜種ヒシクイ」よりも長めで、額から嘴はなめらかに続いて見える。・・・しかし、見る角度によって見間違えることもあるので注意が必要です。
「亜種ヒシクイ」---環境省レッドリスト(2020年版)/絶滅危惧U類(VU)
「亜種オオヒシクイ」---環境省レッドリスト(2020年版)/準絶滅危惧(NT)
2025年6月---2024年『日本鳥類目録/改訂第8版』の発行に伴い分類体系表を手直し、更新。『日本鳥類リスト・690種/ 1 / 2 / 3 / 4 』を作成しました。 |
|
索引 五十音順索引 写真へ |
|
観察帳へ 写真帳へ |
|
|
|
戻る 表紙へ |
|
|
|